宗教は信じることから始まる。科学は疑うことから始まる。

 

これが宗教と科学の大きな違いなんだと、研究室の教授がおっしゃっていた。

 

そう考えると、世界的にみて比較的宗教に無関心な日本人でさえ、宗教にどっぷり浸かってるようなもんだよねー。

 

テレビやネットの情報を見て、ある事柄について「科学的に証明されてるらしいよ」って自信満々に話す人は果たしてそれに関するデータやら論文やらを読んで自分が納得したうえで話しているかといえばそうではないんだよね大半は。

 

科学の真理なんて誰もわからないよ。

 

いちいち疑ってられないけどもさ。

 

大学院に入学して1番ショックを受けたのはまさにこのことで。

 

所詮、科学研究は人間によって行われて人間によって評価されるんだから、それを行なった人間の思考的バイアスがかかるのも無理ないんだよね。

 

本質的な真理に到達するのは厳しいように思う。

 

でも、社会っていうのは真理だろうがなんだろうが、いわば多数決によって「正」が決まってしまうものだから、ほとんどの人間にとっては関係なし関心なしなんだろうな。

 

幸せだったらそれでいいのかもね。

 

私の研究室の人たちは、どんなに有名な雑誌に載った論文でも疑ってかかってるから、まさに科学をしているんだと思う。

 

どっちがいいのかって言われもよくわからない。

 

ほんと、よくわからない世界〜